2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

図式的な、あまりに図式的な

西洋音楽史―「クラシック」の黄昏 (中公新書)作者: 岡田暁生出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2005/10/01メディア: 新書購入: 25人 クリック: 169回この商品を含むブログ (217件) を見る読了……じゃなくて、投了。 西洋音楽千数百年の歴史を新書一冊で語…

関西文化の日

関西文化の日 関西文化の日

既視感

ある日、爆弾がおちてきて (電撃文庫)作者: 古橋秀之,緋賀ゆかり出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2005/10メディア: 文庫購入: 23人 クリック: 230回この商品を含むブログ (355件) を見るこの本はライトノベルでは珍しいノンシリーズ短篇集だ。ライ…

文庫派なので刮目して待つ!*1

読丸電視行 - ザ・スニーカー 2005年12月号 後天性無気力症候群 - 執筆快調!涼宮ハルヒ「編集長★一直線」*1 *1:どうしたんでしょう、谷川流さん。「涼宮ハルヒの陰謀」あたりから急に若々しさを取り戻したような気がします。……って凄いコメントだ。

はてな?

推理小説作家。 1967年福井生まれ。立命館大学卒業。 1990年、『消失!』によりデビュー。 それ以降の消息は…………? →官僚になったという噂あり。あれ? 立命館大学出身だったの? たぶん間違いだと思うのだが、こっちが勘違いしている可能性もあるし、あまり…

ここではないどこか

はてな 著作権というものが存在すると言われていますが、それが存在する場所はどこですか? 「著作権はどこにも存在しない」というのが正しい答えだと思うが、選択肢のうちの「その他」に含まれるのかどうかがよくわからない。 なお、「どこにも存在しない」…

5分前には存在しなかったかもしれない世界にて

ラッセルのパラドクス―世界を読み換える哲学 (岩波新書 新赤版 (975))作者: 三浦俊彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2005/10/20メディア: 新書購入: 1人 クリック: 28回この商品を含むブログ (51件) を見る本文とは関係ないことだが、この本のカバーに一…

漠とした不安

平和の温故知新@はてな - 新人さん調査を見ると、近頃電撃文庫から多くの新人作家が生まれていることがわかる。*1これが非常に気になる。 気になる理由の一つは、デビュー作を読んだ限りでは「商業作品としてはちょっと……」と思われるものがいくつかあった…

中西智明の復活?

あと中西氏はカムバックしたがっているそうな。期待age。これを読んで無性に気になったので、『法月綸太郎の本格ミステリ・アンソロジー (角川文庫)』を買ってきた。 そのあとがきによれば、 『消失!』(一九九〇)を発表してから、長い沈黙をつづけている…

続々、ジーヴズ

試行錯誤 - 文春のウッドハウス選集第二巻は…… 試行錯誤 - 補足

片山さつきは山村美紗の生まれ変わり

知事会見20051021(長野県ホームページ - Web site 信州 -)

ライトノベルの「復活」

見出しに偽りあり。別にそういう話をするつもりはない。ライトノベルの「発見」とライトノベルの「崩壊」*1と文章を続けて書いたので、何となく調子を揃えてみたくなっただけだ。*2 こんな変な文章を書くことになったもともとのきっかけは、どこかの掲示板で…

ライトノベルの「崩壊」

「2006年はライトノベル崩壊元年になるかもしれない」という人*1がいる。既にいつくかの会社がライトノベルレーベルを新規に立ち上げているが、新規レーベルが一通り出揃う見込みなのが来年だから、というのがその理由だ。もう始まっている動きなのだから、…

ライトノベルの「発見」

ライトノベルが「発見」されたのは2004年のことだった。このジャンルの全盛期は前世紀のことで、当時はまだ「ライトノベル」とは呼ばれていなかったが、本の売り上げは今の1.5倍くらいあったらしい。本当かどうかは知らないけれど。 全盛期には注目されてい…

フッセルのパラドクス

現象学の生みの親の名前をカタカナで表記するとき、今は「フッサール」と書くのがふつうだが、昔は「フッセル」と書いた。 この「フ」の字の上に横線を一本たせば「ラッセル」になることに気づいたが、これ、何かに使えないだろうか?

「ミステリ」と「ミステリー」

少なくとも「トリックはミステリーの生命線」なんて考え方は古すぎる。 「ミステリー」って伸ばして書くのがそもそも相当古いよね(笑。それは言い過ぎか。「ミステリ」と「ミステリー」のどちらがより昔からある表記なのかは知らないが、何となく「ミステリ…

誰もが天才の才能を求めているわけではない

海燕チャットで昨日*1話したことをもとに箇条書きしてみた。 天才の努力の跡は見えにくいので、「才能がすべて」と評価されがち。 現代では面白さを生み出す方法論が確立されているので、それをどううまく使いこなせるかがポイントとなる。 現代の「天才」は…

中国は小さな国

武侠小説を読んでいると、「中国ってえらく小さな国だなぁ」と思うことがある。というのは、何らかの事情で別行動をとった群雄たちがいとも簡単に再合流することが多いからだ。まるで、「江湖」全体が映画のセットか何かのような気分になってしまう。

グレープフルーツと三河安城

グレープはフルーツだ。 安城駅は三河にある。

読みました

七剣下天山〈上〉 (徳間文庫)作者: 梁羽生,土屋文子出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2005/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (25件) を見る七剣下天山〈下〉 (徳間文庫)作者: 梁羽生,土屋文子出版社/メーカー: 徳間書店発売日:…

みんなの感想、訊いてみたい。*2

不壊の槍は折られましたが、何か? - ブルースカイ/桜庭一樹

読了

射雕英雄伝〈5〉サマルカンドの攻防作者: 金庸,岡崎由美,金海南出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2005/10/01メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (9件) を見るこの本のタイトルの二文字目は文字化けしているかもしれないが、「周」扁に「鳥」…

出版前倒し

当初、クリスティの死後に出版される予定だった『カーテン』が生前に出た*1のは、カーの死ぬ前に出しておきたかったからではないだろうか……と思ってみたが、今のところ妄想の域を出ない。 *1:クリスティの加齢により新作が書けなくなったので、そのかわりに…

アクロイドといえば……

誰だって『貴婦人として死す』のほうを連想するよね、というツッコミが予想される*1が、『貴婦人』はカーじゃないもう既に論じられているので無視。 *1:実際にツッコミを入れる気になるかどうかは別として。

キャッチボール

『アクロイド殺し』→『震えない男』→『カーテン』というキャッチボール仮説を思いついたが、検証するためにはこの3冊を再読しなければならない。今はただ備忘録がわりに書き記すのみ。

ゼロ時間へ

読書感想文や書評を「読了」から書く話の続き。 いつも同じ書き出しというのは、『夢十夜』とか『ノックの音が』などの例があるが、どちらも小説だ。感想文でそのような趣向がどの程度効果的なのかは疑わしい。書くな、とまでは言わないが、たまには別の書き…

読了

読書感想文とか書評で、必ず冒頭に「読了」と書く人がいるけれど、なんでだろう?

牛乳が好き

近所のスーパーマーケットで買い物をしていたら、牛乳売り場から「牛乳が好き、好き、好き、好き」という歌が聞こえてきた。メロディに聞き覚えがあり、何かの替え歌なのは確かだが……。 しばらく経って、ようやくもとの歌を思い出した。 『悟空の大冒険』の…

猿の手

電撃!!イージス5〈Act.2〉 (電撃文庫)作者: 谷川流,後藤なお出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2005/10/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 30回この商品を含むブログ (84件) を見る谷川流、渾身の美少女バトルコメディ、堂々の完結。 1巻の最初の…

痛恨

『かりん(7) (カドカワコミックスドラゴンJr)』を2冊買ってしまった。