2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

どぼくねんじんには向かない小説

SHINO ―シノ― 黒き魂の少女 (富士見ミステリー文庫)作者: 上月雨音,東条さかな出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2006/02/10メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 53回この商品を含むブログ (93件) を見るこの小説について「ミステリとしてのトリックが……」…

「霊柩車」くらい漢字で書けよ……

ZAKZAK “不気味”な節約術…自家用車を「霊きゅう車」登録

さわり

新城カズマは文体に癖があって、苦手だ。本書の外伝も『SFマガジン』のリアル・フィクション特集の号に掲載されたときに、さわりだけ読んだのだが、あまりの独特さがまったく受け付けず、すぐに投げてしまった。したがって、本書は恐る恐る読み始めた。しか…

謎の郷土食「ぎせ焼き」を追う

というわけで、ぎせ焼きの謎を追うことにした。ただし、近所の図書館で1時間ほど調べ物をしただけで、最後まで謎の解明ができなかったことを予めお断りしておく。

文系/理系/単純系

世の中には人の性格や思考パターンを「文系/理系」という枠組みで語りたがる人がいる。 この枠組みはもともと高等教育機関における学問や研究領域についての便宜的な区分のためのものであって、明治の頃にはそれなりに有益な区分だったかもしれないが、学問…

ネタの生命力

瑞澤私設図書館の更新が突然途絶えたのは一昨年の夏のことだった。その後、同サイト管理人茗荷丸氏の行方は杳として知れない。 だが、氏の遺したネタの数々は今でも我々を魅了し続けている。たとえば、毎年この時期になると、「コミケがもし100サークルの…

楽しいメールが届いたよ

最近出回っているらしい「主人がオオアリクイに殺されて1年が過ぎました。」の内容が気になっていたのだが、とうとう先ほどそれが届いた。 やったよ! この喜びを多くの人に共有してもらいたいので、以下全文を転載する。ただし、メールアドレスだけは伏せて…

みもの・やきもの・へうげもの

へうげもの(1) (モーニング KC)作者: 山田芳裕出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/12/22メディア: コミック購入: 15人 クリック: 208回この商品を含むブログ (384件) を見るへうげもの(2) (モーニング KC)作者: 山田芳裕出版社/メーカー: 講談社発売日: 20…

うーめん、にゅーめん、ひやそーめん

温麺といえば冷麺の温かいもの*1だ、とこれまで何の疑問もなく思い込んでいた*2。なお、ここでいう「冷麺」とはもちろん冷やし中華のことではなく、朝鮮冷麺や盛岡冷麺のことだ。 ところが、「温麺」という、同じ名の料理であれながら、朝鮮半島に起源をもつ…

抱き枕を抱く

ウィンドバード::Recreation - 後で後悔、頭が頭痛 「後で後悔」はともかく、「頭痛で頭が痛い」はやっぱりおかしいと思うのだけど。「頭痛」というのは病気の名前ではなくて症状を指す言葉だから。「偏頭痛」はどうだろう? これで思い出したのが「違和感を…

DVDは買ったけど

実を言えば映画はほとんど見ない。 テレビですら半年に一度くらいしか見ないのだが、映画はもっと見ない。どのくらい見ないかといえば、直近に見た映画が『AIR』で昨年2月のことだった。 とはいえ映画に関心が全くないわけではない。特に昔の名画には興味が…

そうめんには梅干しを

これまで我が家ではそうめんつゆに入れる薬味といえば生姜か山葵、それに青葱と決まっていて、稀に茗荷を加える程度だったのだが、今朝新聞の折り込みチラシを見ると、そうめんつゆに梅干しを入れるとさっぱりとした酸味が効いて暑い夏に最適だと書かれてい…

危険な告知

Anonymous Bookstoreの捏造日記で次のような告知が行われている。文字揃えや文字色の変更などを再現するのは面倒なので、単純にコピペしておこう。 【告知】 「Anonymous Bookstore」はコミックマーケット70に謹んで参加予定。 8/12(2日目・土)西に-02bで…

「まんたんブロード」入手

詳しい紹介は平和氏がしてくれるだろうから、一つだけ。 次回、桜庭一樹のインタビューが掲載されるそうだ。 以上。

帰宅

あ〜、気力が減退してるなぁ。何もやる気が起こらない。 あ、そうだ。 今日「まんたんブロード」が出るんだった。貰いに行こう。 まんたんブロード26号、25日から配布 特集はスタジオジブリの最新作「ゲド戦記」

佐賀県には牛津はあるが剣橋は(たぶん)ない

結局、別府には行かなかった。 そのかわりに、というわけではないが、ここに行ってきた。なぜかわりではないかと言えば、行ったのは今日ではなくて一昨日のことだったからだ。だが、日付のことはどうでもいい。 行ってみるまではスロープカーとは何のことだ…

雨天

別府にも秘宝館があるので、今日はそちらに行くつもりだが、天気が気になる。 雨が降る。天気ではない。 「雨が降る天気ではない」だと意味が逆になる。小学校で教わった。昔のことなのになぜか印象に残っている。

小江駅にて下車

嬉野武雄観光秘宝館に行ったが、特に語るべきことはない。ついでに嬉野温泉にも行ったが、別に特筆すべきことはなかった。ついでのついでに小江にも行ったが、これは「おえ」という響きが気に入ったため。別に観光地ではない。駅のまわりを少しぶらぶらした…

長浜ラーメン

「長浜ラーメン」と名のつくラーメンはこれまでにも何度となく食べたことがあるが、あれはどうやら別の「長浜」だったらしい。もしかすると滋賀県の長浜だったのかもしれない。 で、どちらかといえば福岡県の長浜より滋賀県の長浜のほうが性にあっている。半…

西鉄宮地岳線完乗

終点の津屋崎で降りると、どうも昔来たことがあるような気がした。でも、それはきっと気のせいだ。そうに違いない。 ついでに、今度廃止される予定の、西鉄新宮〜津屋崎の間の全駅に下車した。これはさすがに疲れた。もう二度としませんから許してください。

鉄道とラーメンと秘宝館の旅

旅に出ます。探さないでください。 気が向けば旅先からこの日記を更新するかもしれません。しないかもしれません。 帰ってくるのは「まんたんブロード」発行日です。運が良ければそれを入手して帰宅します。 それまでメールチェックができません。携帯電話の…

もうひとつ言わずもがなのことですが

淫行でクビになった芸人とよく似たハンドルの人がいますが、もちろん別人です。

言わずもがなのことですが

ジュブナイルポルノとチャイルドポルノはまったく別物だ。

数・論理・認識の限界

人間以外の知的生命がいたとして、人間とは違って細かい部分まできちんと認識し、2つのリンゴがあった場合にそれらを全く別の物として認識するとしたら、1+1という計算はできるでしょうか。 【略】 自然数という概念も、たまたま人間の認識力の限界で、複数…

たまねぎ娘

私がはじめてたまねぎ娘に会ったのは、ある夏の日射しの強い午後のことだった。彼女は日傘を差して公園のベンチに腰掛け、その目からは涙が溢れていた。 「ねえ、どうして泣いているの?」 通りかかった小学生くらいの男の子がたまねぎ娘に話しかけた。 「何…

支倉凍砂vs.米澤穂信「狼少女」対決の結果

2006年上半期ライトノベルサイト杯結果ページ 2006年上半期ライトノベルサイト杯結果ページ(軽量版) どっちが勝つか注目していたが、結局本物の狼のほうが勝った。 一方のレーベルはライトノベルど真ん中で他方のレーベルは非ライトノベル、一方の作者は今…

半年ぶりにテレビを見た

今日、半年ぶりにテレビを見た……というのは誇張した言い方で、職場で昼休みにNHKのニュースを見ることはよくあるのだが、自分の意志で「この番組を見よう」と思ってテレビを見るのは半年ぶりだということだ。ちなみに半年前に見たのは古畑任三郎の三夜連続の…

少女には向かない「GOSICK」の終わり方

後天性無気力症候群 - こんな「GOSICK」の終わりかたは嫌だ LightNovel Group - REVの雑記::Group::Lightnovel - "こんな「GOSICK」の終わりかたは嫌だ" 後天性無気力症候群 - こんな「GOSICK」の続きかたは嫌だ これを読んで、以前海燕チャットで話した会話…

ミダス王と床屋の一人二役

撲殺天使ドクロちゃんです (電撃文庫)作者: おかゆまさき,とりしも,築地俊彦,ハセガワケイスケ,水島努,時雨沢恵一,高橋弥七郎,鎌池和馬,谷川流,成田良悟出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2006/06メディア: 文庫 クリック: 13回この商品を含むブログ…

アンドロイドはオデット姫の夢を見るか?

カラクリオデット 第1巻 (花とゆめCOMICS)作者: 鈴木ジュリエッタ出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2006/06/19メディア: コミック クリック: 21回この商品を含むブログ (83件) を見る昔は少女マンガを浴びるように読んでいたものだが、10年くらい前からほとん…