”文学少女”と飢え渇く幽霊 (ファミ通文庫)作者: 野村美月,竹岡美穂出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2006/08/30メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 75回この商品を含むブログ (319件) を見る幸いなことに、あとがきより先に本文を読んだ。 前作『“…

帰りに行きつけの書店に寄ったが、予想通り本はなかった。 明日、もう少し大きな書店に行ってみて、それでも見あたらなかったら大阪へ行くことにしよう。 ああいやだいやだ、田舎はいやだ。 追記 東京のほうは先ほど電話で予約を入れました。

天才と奇才の師弟 応挙と芦雪 この秋の奈良県立美術館の特別展。 2000年の和歌山県立博物館「特別展 蘆雪─ＲＯＳＥＴＳＵ─」のときは、展覧会そのものを知らず、2003年の大阪市立美術館「特別展 円山応挙 ＜写生画＞ 創造への挑戦」のときには、開催されてい…

【どのミステリーがすごい！？ 2006年上半期編】 投票結果：MYSCON ミステリ既読調査2005に続き、また米澤穂信が1位を獲得した*1。2006年上半期ライトノベルサイト杯（軽量版）では惜しくも耳と尻尾の差で破れた*2が、さすがにミステリに絞ったアンケート*3…

え〜、昨夜泊まった温泉宿は、「昭和」を絵に描いたような*1大ホテルでありまして、建物が4つも5つもあって、土産物屋、カラオケスナック、ゲームコーナー、屋台街などがずらりと並んでいて、大層驚いたことでありました。たぶん日本中の有名観光地には似た…

突然だが、温泉地へ行くことになった。 のんびり旅行して疲れを癒すということならいいのだが、残念ながら仕事で出張だ。別に温泉が仕事と関係あるわけではない。手頃な料金の宿を探したら、たまたま温泉地のホテルだったということだ。団体旅行の添乗員や運…

昨夜に続き、古典ミステリ映画『ケンネル殺人事件』を見た。原作は同題の『ケンネル殺人事件 (創元推理文庫 103-6)』で、これは大昔に読んでいるが、非常にベタなトリックの密室殺人を扱っているということしか覚えていなかったので楽しめた。やー、犯人全然…

カーは、Ｊ・Ｄ・カー生誕百年にあわせたアンソロジーで、少年時代のアンリ・バンコランが探偵役の、ミュージカル仕立ての掌編です（ほんとです）。わざわざ「ほんとです」と言ってるんだから本当なんだろうが、これはまた……。小説でどうやってミュージカル…

たまにはもう少し近場*1でやってもらいたいものだが、東京一極集中の御時世なので仕方ないか。 予算はなんとかなると思うが、問題は日程だ。土日なら大丈夫とは思うが週日だときついなぁ。会社帰りにちょいと寄るというわけにもいかないし。 *1:つまり東京よ…

火目の巫女〈巻ノ3〉 (電撃文庫)作者: 杉井光,かわぎしけいたろう出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2006/08メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 51回この商品を含むブログ (41件) を見るやや、しばらく読書感想文を書かなかったら、書き方を忘れてし…

何かの本で幕末か明治初期に書かれた文章が引用されていて、そこに「退屈」という語が出てきていた。註釈がついていて、「くじけること」と書かれている。 はて、「退屈」といえば「ひまをもてあましてあきあきすること」ではなかったか？ だが、すぐに気づ…

安売りDVDで出ていた『シャーロック・ホームズの殺しのドレス』という映画を見た。「シャーロック・ホームズ」がタイトルに入っていてもコナン・ドイル原作とは限らないが、これは本当にドイルの小説を映画化したものらしい。ただ、ホームズものを読んだのは…

これから『桐原息吹の憂鬱』という小説の感想を書くことにする。だが、その前にまず立ち位置の確認から。 そもそも、なんでこの小説を読もうと思ったかというと、白翁氏が感想文を書いていたからだ。氏は今月末〆のコンテストに応募する予定の小説を抱えてい…

日々の気になるトピックス：なんかドロボーって感じ：福島県矢祭町 （参考） 愚智提衡而立治之至也: 矢祭町と「著作権」 矢祭町 新設図書館の本、寄贈呼び掛け 集中改革プラン 矢祭町合併しない決議 矢祭町 - Wikipedia

とれいん工房の汽車旅12ヵ月 鉄道のことはあまりよくわからないが、映画評は面白い。 とれいん工房の汽車旅12ヵ月 - 細田守と押井守。そして作画の話。 とれいん工房の汽車旅12ヵ月 - ホテル・ルワンダＤＶＤ化、そして2005年秋にルワンダ・キガリの街を訪ね…

らくがきのページです（辻 真先というミステリやアニメを書いているヒトのHPです） いやはや、「辻真先」という名前を知らない若い人にリンク先の文章を読ませて「この文章を書いた人は何歳くらいだと思う？」と訊いてみたいものだ。 今調べてみたら、辻真先…

平和の温故知新＠はてな - まんたんぶろーどレビュー8月版 平和の温故知新＠はてな - 今月の「まんたんブロード」でハルヒ特集（詳細版） 世界でただ一人、といってしまうと言い過ぎだろうが、少なくとも日本有数のまんたんウォッチャー*1平和氏のまんたんレ…

神をも恐れず、8/31締め切りの電撃hpの短編小説賞に送ってみるつもりなので、突っ込みとかダメだしとか、出来ればいろいろお願いします。というわけで、白翁氏渾身の力作、夏色のモンタージュを読んで突っ込みを入れることにした。 以下の文章を読んでみよう…

いや、別に特に楽しくはないのだが、5年に1度の記念すべき日なので。 さあ、午前8時30分になったら、みんなで統計局ホームページにアクセスしよう！

一本足の蛸 - ねことか不妊手術とかの続き。 まず、練習問題を一つ。 地上のすべての猫の数をnとし、それぞれの猫に1〜nの番号をつけたとする。いま、 猫1に不妊手術を施すには10,0000円あれば足りる。 猫2に不妊手術を施すには10,0000円あれば足りる。 猫3…

そもそも一匹の猫に不妊手術を施すことは良いことで、すべての猫にそうすることは悪いことだ、となぜいえるのか。そのあいだに線を引く理由はどこにあるのか。本筋の議論からは外れるが、上の文章を読んでこんなことを考えてみた。 地上のすべての猫の数をn…

# 平和 『「タイム・リープ」は私もラノベ読み始めた初期の頃の名作として印象深いです。 仮に同じ条件で映画化してくれるなら、こっちのほうが名作になると思うんですけどねぇ。 「時かけ」より「タイム・リープ」のほうが断然面白いよ！！！１！ ・・・と…

◆ラノベしか読んでないサイトにはまったく興味が湧かないが、繋がりであろう、米澤穂信や桜庭一樹の名が挙がっているのを見ると、そういう人がどういった感想を持ったのか知りたくなる。 そしてそうなると、読書の幅も自然広がったりするのかなと思う。が、…

朝の文章の続き。 朝起きたばかりで思考力が十分に働いていなかった*1のと、時間に余裕がなかったのとで、関連記事をあまり読まずに思いつきを書いたのだが、「なんだか作り話っぽい」という第一印象は今でも変わらない。 あちこちの記事を読むと、同じよう…

赤い靴を履いていた女の子は異人さんに連れられてバレリーナとなり死ぬまで踊り狂いましたとさ。

痛いニュース(ﾉ∀`):作家の坂東眞砂子が18日の日経新聞で日常的に子猫を殺していると語る なんだか作り話っぽい。わざわざタヒチまで行って確かめる人もいないだろうし。 ……などと書いてしまうと後が続かない。え〜っと、対照的な2つの意見を紹介しておこう。…

asahi.com：無人列車８．５キロ走る、車止め忘れ ＪＲ東海 - 社会 深夜にゆっくり無人列車！車輪止め忘れ８・５キロ走行 : 社会 : YOMIURI ONLINE（読売新聞） 無人の列車がとことこと線路を走り、帰省中の21歳の女子大生が窓から見て驚いた、というような浮…

富山と東京の距離は、富山人が東京に行く場合と、東京人が富山に行く場合では異なっているのではないか、という話。 この話は別に富山に限ったことではなく、高山でも篠山でも和歌山でも岡山でも福山でも松山でも構わない。東日本だと……郡山は東京に近すぎる…

同じ相手と続けて2回キスをしたら、自分自身と間接キスをしたことになるのだろうか？

よりぬきスネークマンショー 「これ、なんですか?」作者: スネークマンショー,桑原茂一2出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/12/17メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 32回この商品を含むブログ (23件) を見る*1 推理クイズ道場 ウミガメのスープ (電脳番…