日日日の本は全部買うことにしているのだが、何が何でも全作品読もうというほど思い入れがあるわけではないので、出た当初はスルーするつもりだったのだが、先週だったか先々週だったか、何かの弾みでついふらふらと買ってしまい、今となっては何がきっかけだったのかさえ思い出せないのだが、ともかく本が手許にあることには間違いがないので、とりあえず冒頭に収録されている
日日日の作品「夜汽車の骸骨」を読んでみて、そのままミカン箱の奥底に収納する予定だったのだが、これも何かの弾みで他の作品も全部読んでしまったわけで、今から思えば無計画なことこの上ないのだが、
新風舎といえば結構アレがナニでいかがなものかという感じがするのだけれど、このアンソロ
ジーに限っていえば全収録作品が商業レベルに達していて、それぞれ工夫もあり新味もあり楽しめたのでよかったのだけれど、じゃあ他人に薦めるかどうかと問われれば、「うーん」と腕組みをせざるを得ないわけで、それはたまたま
この記事及びそのリンク先のいくつかの文章を読んだがゆえの躊躇もあるが、そう言い切ってしまうとそれぞれの作品の作者に申し訳ない気がするので別の理由を探してみると、ああ、やっぱりその、何だ、
日日日はまだまだ稚拙なところもあるけれど強烈な個性があるのは確かで、他の4人の作品は完成度は高くても作者の自己主張というか体臭というかオーラというか何とも言いようのないものが今ひとつ足りないようで、だからといって小説として面白くないわけでは全然ないのだが、別に読んでもよし読まなくてもよしという程度の意見しか持つことができなかったのが腕組みの最大の理由だろうと思うわけで、でもやっぱりそんな印象を抱いてしまうのも版元が
新風舎だからかもしれず、だとすると作品そのものと真正面から向き合うというのは結構たいへんなことですね。