世界遺産はアメリカネズミを駆除できるか?

石見銀山世界遺産になったそうだ。
最近の若い人は知らないだろうが、その昔、「石見銀山」といえば砒素の別名だった。で、「石見銀山鼠殺し」は浦安のネズミにも効くのだろうか、とたわいもないことを考えてみた。
熊野古道も知床もネズミには全く太刀打ちできず、唯一、愛知万博のみがネズミに多少のダメージを与えた程度なので、石見銀山ごときではどうにもならないのではないかと思うのだが、もしかしたら団塊の世代にはウケるかもしれない。少子化が進む今こそチャンスだ。頑張れ、島根県

追記

上の文章と矛盾するようだが、世界遺産の本旨は「保存」なので、観光地として開発するのはあまりよろしくないのではないかという気もする。

追記の追記

石見(大森)銀山で銀を採掘する際に砒素は産出していないが、同じ石見国島根県西部)にあった旧笹ヶ谷鉱山(津和野町)で銅を採掘した際に、砒石と呼ばれる黒灰色の鉱石が産出した。砒石には猛毒である砒素化合物(亜ヒ酸)を大量に含んでおり、これを細かく砕いたものを殺鼠剤とした。この殺鼠剤は主に販売上の戦略から、全国的に知れ渡った銀山名を使い、「石見銀山ねずみ捕り」あるいは単に「石見銀山」と呼ばれて売られた。

や、僭称だったのか!