いいえ、無

わかやま環境大賞は、環境の保全に関する実践活動が他の模範となる団体又は個人を表彰し、その活動事例を広く県民に紹介することにより、県民の環境保全に関する自主的な取り組みを促進することを目的としています。

10回目となる今回は、下記の1個人8団体が受賞されました。

【略】

EM発酵液を利用したプール清掃やペットボトルキャップの回収、エコグッズ製作活動などに地域とともに取り組み、本県の環境保全に寄与されました。

参考

学校現場では、消臭の目的でトイレに使用したり、堆肥として土作りに使ったりしているようです。ぬめりと臭いの利点から、プール清掃と防藻に使用される例も多くみられるようになりました。

一方で、科学的に納得のできる必要最小限度の実験データがないことから、その効果を疑問視する意見もみられるのが現状です。

1996年の日本土壌肥料学会での「微生物を利用した農業資材の現状と将来」と題した公開シンポジウムにおいてEMが他の微生物資材に比して効果が低いという報告がされています。

また、福島県では、2008年3月、EM菌などの微生物資材について、県環境センターによる分析の結果、「高濃度の微生物資材を河川や湖沼に投入すれば汚職源になる」との見解をまとめ発表している他、2003年広島県保健環境センターがEM菌製剤を用いた水質浄化効果判定試験を行った結果、底質減量効果および、底質中の有機物、窒素、隣濃度の低下は認められなかったという報告などもみられます。

土壌肥料学会で行なった実験は、微生物を扱うという考えに立っておらず、化学肥料の施用実験に準じています。したがって、効果がある場合もない場合もあり、統計的には効果なしとなる例が多く、この結果は事実であり否定する考えはありません。

微生物資材の効果は土壌中でその微生物が優勢になった場合に効果が現れますので、効果が上がるまで使い続けることがポイントです。この方法は統計的手法になじまず、漬物を上手に作ったか、失敗したかという使う側の力量によって決まるもので学問的に検討するほどの大げさなものではありません。

この要領を覚えると、小学生でも例外なくよい結果を出しています。EMに効果がなければ、あれから10年EMは姿を消しているはずですが、EMの需要量は年々倍増し、今やEMを知らない人はいないくらいです。農林省でも再検討が始まり、よい結果が出ています。(財団法人自然農法国際研究開発センターに問い合わせてください。)この件について土壌肥料学会の見解を聞きたいものです。

土壌肥料学会のこの活動資金は当時EMつぶしを積極的に行なっていたMOAグループから300〜500万出ているといわれ、当時の会長はその金を受け取ったことを認めています。被害者もなく社会的になんら問題をおこしていない1つの製品を学会が取り上げ判定することは許される行為ではありません。EMが当時、新聞やマスコミで批判をされたことはありません。勝手に問題だとデッチ上げただけです。

本件について、学会を追求しました。その返事は、その後、他にも効果のある例も認められることから、今後はともに微生物の研究をしたいといってきました。今では、日本の学会誌や国際誌にEMは効果があるという論文が多数あります。(財団法人自然農法国際研究開発センターに問い合わせてください。)この件について土壌肥料学会の見解を聞きたいものです。

【略】

当初、EMは世界救世教が設立した(財)自然農法国際研究開発センターの協力で普及されましたが、教団の内部紛争に巻き込まれた経緯があります。EMを攻撃したのは、その一派のMOAグループで、土壌肥料学会のEMつぶしはこのグループが仕掛けたものです。今やEMは特定の宗教集団に属するものでなく、立正佼成会天理教、アナナイ教、創価学会、善隣教、各派キリスト教イスラム教、仏教等々、多数の宗教団体でも差別なく使われています。