節子、それBRTやない、ただのバス専用道路や

東日本大震災で駅舎や線路が津波で流失した岩手、宮城県内のJR3路線について、従来の鉄道ルートに専用道路を作り、バスを運行させる「バス高速輸送システム」(BRT)で復旧させる案を、JR東日本が検討していることがわかった。

バス・ラピッド・トランジットBus Rapid Transit、BRT)とは、「バスによるラピッド・トランジット」の名のとおり、路線バスによる都心部及び都市圏の軌道系交通(ラピッド・トランジット、メトロ)並みの幹線的・基幹的な輸送システムである。

バス専用道路が設置される経緯については、鉄道敷跡(未成線を含む)を転用して設置される場合が多く、その名残からか公道との交差部分においては鉄道においての踏切と同様にバスが優先され、一般車両に一時停止の義務を課す場合があるが、利用客の減少などで本数が著しく少ない場合はバスの方に一時停止の義務を課す専用道路も存在する。

また私道であることから道路整備などは自社で行わなければならないため、維持費用がかかるなどの理由で数は減少している。専用道廃止後は地方公共団体などに売却・譲渡され公道化される場合が多い。