一読、我が目を疑う
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2006/10/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ええっ!?
アントニイ・バークリーは「偶然の審判」(一九二八)において、ミステリマニアたちに推理合戦を演じさせ、最終的に一つの”真相”(六番目の仮説)を示してみせた。しかしそれを原型とした『毒入りチョコレート事件』(一九ニ九)では、前者の”真相”とされた説を退け、さらに別の”真相”(八番目の仮説)に到達している。
「偶然の審判」を収録した『世界短編傑作集 3 (創元推理文庫 100-3)』も、『毒入りチョコレート事件 (創元推理文庫 123-1)』も本の山に埋もれて見つけ出せないので、とりあえず毒入りチョコレート事件 - Wikipediaにリンクしておこう。