2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

今年も小林幸子は凄かった!

特に語るべきことではないのだが、後奏でベートーベンの「換気の歌」をアレンジしたフレーズが出てきたのに気づいた。妙なところで芸が細かい。 あ、あれ? これが今年最後の更新? 「一年を振り返って……」とか、「今年のベスト10」とか、結局何もやらずじま…

夜行バスにて帰宅

有明埠頭ではそろそろ祭典3日目が始まる頃で、それをおもうと少しもったいないことをしたという気もするのだが、あまり欲張っても仕方がないし、2日目の三本締めでいちおうの区切りをつけたことだし、会う予定だった人のほぼ全員と、予定はなかったけれど一…

四街道駅付近で読了

赤朽葉家の伝説作者: 桜庭一樹出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2006/12/28メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 148回この商品を含むブログ (506件) を見る10分で100円課金されるというへヴィーな環境なので、メモ書きのみ。 意味不明な内容でごめんなさ…

なかよしこよし見ず知らず

ネットにおいて「言及しない」というのは、妙な解釈を避けるための自衛策である。しかし、こうした「沈黙」も深読みの対象にされてしまう。また、他人が人間関係に関する情報を出すこともありうる。 特に誰々と会ったという話は深読みの対象にされがちなので…

思わず頭を抱えたくなる調査

国内、海外旅行を検討する際の情報収集手段として、主に利用しているのは旅行会社のウェブサイトと回答した人は69.06%、行き先に関する一般的なウェブサイト(観光協会や地域のホームページなど)と回答した人が51.64%となっており、インターネットを利用…

政治的に正しく言い換えれば「気分に変調のある言葉」

世にもおもしろい狂言 (集英社新書)作者: 茂山千三郎出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/12メディア: 新書購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (12件) を見る恥ずかしながら、まだ能も狂言もみたことがない。それどころか、歌舞伎も浄瑠璃も浪曲…

物語の連続性 −続篇とパロディの間−

どこまでが正統な続編で、どこからがただのパロディなのか。その境界を見極めることはむずかしい。 【略】 製作スタッフが共通していれば良いというなら、たとえばスタッフの誰かが趣味でゲームを作ったとしたら、それも正統な続編といえるだろうか? ぼくた…

年末刊行ラッシュの季節に8月発売の本を読むということ

天使のレシピ〈2〉 (電撃文庫)作者: 御伽枕,松竜出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2006/08メディア: 文庫 クリック: 10回この商品を含むブログ (31件) を見る賽の河原では今日も子供たちが本を積んでいる。「一つ積んでは遅々のため。二つ積んでは…

読んだ

涼宮ハルヒの憂鬱 (3) (角川コミックス・エース (KCA115-5))作者: 谷川流,ツガノガク,いとうのいぢ出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/12/01メディア: コミック購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (125件) を見る蟲と眼球とテディベア 1 (MFコ…

クリスマス特別企画:全国不登校児童生徒ランキング2006

はじめに クリスマス! 空からはひらひらと雪が舞い降り、街を真っ白に飾り立てていきます。 道を行き交う人々はみな楽しげで、きれいに包装された箱を持っている人もいます。きっと、家で帰りを待ちわびている家族がいるのでしょう。 そして、家々は燦々と…

青春18きっぷで徘徊を

昨日、ふと魔が差して青春18きっぷを買ってしまったので、今からちょっと遠出をしてきます。 行き先は……とりあえず北宇智駅ということにしておこう。後は決めていない。

夢のつづき

あと春季限定いちごタルト事件はデスノートの原作・大場つぐみ、作画・小畑健コンビで漫画化すれば良いんですよ。 僕は小市民の神となる! 小佐内さんも甘いもの食べ続けられるし。*1 *1:12/22付ニュースより。なお、タイトルの誤記は原文のまま。

こんな夢をみた

■お知らせ 『春期限定いちごタルト事件』漫画化されます (汎夢殿) (マンガ☆ライフ) なんだか意外な作品が。どうせなら福本伸行にやらせれば良いと思うよ。 きっと小山内さんと小鳩くんが物凄い読み合い化かしあいを見せてくれる。 美心化した小佐内さん…

カメラ目線の三島氏

きらら from BookShop 熱烈インタビュー第19回 米澤穂信さん*1 *1:リンク先は最新のインタビュー記事が掲載されるページなので、そのうち別の人の記事と差し替えられて、米澤穂信インタビューはhttp://www.quilala.jp/from_bs/interview19.htmlに移るものと…

『大奥』から最終戦争へ

昨日、『大奥』の感想文を書いたら、次のようなコメントが寄せられた。 かめや*1 『『大奥』は一巻目を読んだ時はたしかに歴史に名を残すかもというくらいの衝撃を受けましたが、二巻目を読んで思ったことは、すごいのは作者のよしながふみそれ自体であり、…

21世紀の『ポーの一族』?

大奥 (第1巻) (JETS COMICS (4301))作者: よしながふみ出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2005/09/29メディア: コミック購入: 8人 クリック: 272回この商品を含むブログ (793件) を見る大奥 (第2巻) (JETS COMICS (4302))作者: よしながふみ出版社/メーカー: …

日本の血液型信仰がアメリカで「奇妙な科学」として紹介された件について

Blood, Sweat and Type O: Japan's Weird Science - New York Times Alien in the States: 松坂と血液型 livedoor ニュース - 血液型Oの松坂はメジャーで出世、とNYタイムス紙 NATROMの日記 - 日本の奇妙な科学 Log of ROYGB - ABO

目を覚ませと我らに呼ばわる抱き枕の声

カレンダーを見ると冬コミまであと10日もないことが判明したので、カタログチェックをしようと思い、昨夜はじめてカタログを開いてみたはいいものの、どうにもこうにも気乗りがしない。とりあえず2日目の小説FC系の分だけざっと目を通してみたが、「ハルヒ」…

三大ニュースのひとつ

わたしたちの田村くん 1 (電撃コミックス)作者: 竹宮ゆゆこ,倉藤倖出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2006/12/16メディア: コミック クリック: 36回この商品を含むブログ (66件) を見る先週の土曜日に買ったが、買ったことすら忘れてしまっていた。…

私信その1とその2

それぞれメールで知らせようと思ったが、面倒になったのでここで済ませることにする。それぞれの宛先の人以外にとっては全く意味のない文章だが、もともとウェブ日記とはそんなものだ。 私信その1 12/29のオフ会の件を某氏に連絡したところ、3日経ってようや…

捨てる神あれば拾う神あり

天使が開けた密室 (創元推理文庫)作者: 谷原秋桜子出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2006/11/30メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 31回この商品を含むブログ (105件) を見る富士見ミステリー文庫創刊直後に出版された『激アルバイター・美波の事件簿 天…

丸い四角

きんつばといえば四角いお菓子だとずっと思い込んでいて、まさか丸いきんつばなどというものがこの世に存在するなどとは一瞬たりとも想像したことがなかったのだが、先日、本高砂屋のきんつばの箱に書かれている由来を読んで、もとは丸形だったことを知った…

電飾の夜と蝋燭の夜

世界にはさまざまな種類のトゲが生えていて、触れる者を容赦なく突き刺す。大きなものもあれば小さなものもある。先が鋭く尖ったトゲも、さほど尖っていないトゲもある。鋭いトゲのなかには人を死に至らせるほど危険なものもあるが、ちょっと不快になる程度…

日本空想科学小説全集

先日、某所の忘年会で、何かのひょうしに「創元推理文庫の『日本探偵小説全集』のSF版を編むとすれば、どんなラインアップになるか」という話題になった。 知らない人のために説明しておくと、『日本探偵小説全集』とは 全12巻で構成されている。 基本的に1…

互いに脈絡のない、どうでもいい覚え書き

「バンペイユ」という果物がある。もとはフランス語かと思ったが、調べてみると「晩白柚」だった。 レコードの溝と楽譜はどこが違うのか? 白菜や大根の豊作による価格の暴落を防ぐために、農林水産省が補填金を出して現地廃棄を行っている。同じことを文化…

ヴィクトリカの秋、小佐内さんの秋

後天性無気力症候群 - どちらの「秋」が先か 『GOSICK V』のあとがきでは このあと、春か夏に三冊目の短編集が出る予定です。これは『ファンタジアバトルロイヤル』で連載中のもので、〈オールド・マスカレード号事件〉が終わって学園に戻ってきた二人の物語…

イッツ・ア・リトルワールド

さて次の企画は - 犬山市のリトルワールドは世界に誇る野外民族博物館だった 蒙を啓かれた。 「明治村」の頭に「博物館」がつく*1は知っていたが、「リトルワールド」の頭に「野外民族博物館」がつく*2は今日のきょうまで知らなかった。てっきり、浦安鼠園に…

寝る前にとりあえずリンクしておこう

○『赤朽葉家の伝説』刊行記念 桜庭一樹さんサイン会 (のべるのぶろぐ 2.0) ○『春期限定いちごタルト事件』漫画化 (のべるのぶろぐ 2.0)

時間が足りない

先日買ってきた「涼宮ハヒルの憂鬱」をどうしようか1週間迷っていたのだが、やはりこの作品を十分に楽しむためには「涼宮ハルヒの憂鬱」を見なければならない*1という当然の結論に達した。 だがしかし。 「ハヒル」に出す金はあっても「ハルヒ」に出す金はな…

それは「記述」じゃありません!

宇宙人が、人間の作ったオルゴールを拾ったとする。彼らは視覚や聴覚を持たず、したがってからくりや音楽という文化を持たない。彼らはその優れた科学力で、物理的に地球人の作ったものと同じコピー品を作ってみた。そのコピー品は、ぜんまいを巻けばちゃん…