2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

誰がクックロビンを殺そうが

「クックロビン音頭」が世に出たいきさつ - Togetterを読んで懐かしくなったので、『ポーの一族』のこととか、あまり知られていない「正調クックロビン音頭」のこととか、マザーグースをモチーフにしたミステリのこととか、本格ミステリ作家クラブ会長のこと…

TPPとGDPとGDPではない何かと

米の生産額は、年間1兆8000億円。GDPの0.36%である。これが全滅したとしても、日本経済には何の影響もない。こんな小さな問題が民主党議員の半数に近い署名を集めるのは、「農村票」の力ではない。農業人口は、兼業農家を入れても3%に満たない。政治家が恐…

人を呪わば最高規範二つ

大阪府議会/平成23年10月5日提出議案一覧から職員基本条例制定の件と大阪府教育基本条例制定の件をざっと読んでみた。 どちらの条例案もツッコミどころ満載だが、いちいち指摘するほど暇でもないので一つだけ。 (最高規範性) 第五十三条 この条例は、大阪…

音楽の捧げ物(合唱つき)

昨日、中古レコード店でヘルベルト・ケーゲル指揮ライプツィヒ放送交響楽団他の演奏によるバッハの「音楽の捧げ物」のCDを買ってきた。 実は生まれて初めて買ったレコード*1は「音楽の捧げ物」だった。カール・ミュンヒンガー指揮シュトゥットガルト室内管弦…

日光を見て、もう結構

連休を利用して鬼怒川温泉と日光へ観光旅行に出かけた。 鬼怒川といえば、何といっても鬼怒川秘宝殿だ。 かつては日本各地にあった秘宝館もいまや絶滅寸前となっているので、営業しているのかどうか危ぶんだのだが、幸いまだ大丈夫だった。 ふつう秘宝館は内…

ミステリファン向け(?)時代小説

緋色からくり―女錠前師謎とき帖〈1〉 (新潮文庫)作者: 田牧大和出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/09/28メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (4件) を見るまず、オビにしびれた。 美貌の天才錠前師が殺しのからくりを解く。 私に…

ハンバーガーのタイプとトークン

ふだん、ハンバーガーはめったに食べないし、食べるのならトマトが挟まった国産Mバーガーなのだが、昨日、近所の人が同じ「M」が頭文字のチェーンのチーズバーガーをくれたので、くれるものを拒む理由はないから有難くいただいた。 食べたあとで、その人が「…