ちょっと時期はずれだけど、先月の「まんたんブロード」の感想でも書いてみよう

諸般の事情で、先月発行の「まんたんブロード」35号を入手したのはゴールデンウィーク明けのことで、今となっては時期を逸してしまったという感もあるが、後述するきっかけでふと「まんたんブロード」のことを思い出したので、この機会に少し感想を書いておこうと思う。
今回は一年に一度のリニューアル号*1で、連載小説も米澤穂信から新城カズマ*2にバトンタッチしているほか、批評ページのレイアウトなども変更されている。以前のレイアウトに比べると見やすくなったのではないかと思う。
逆に一つ不満を挙げるとすれば、16面のマンガだ。ただでさえ少ない1ページというスペースを上下に区切って二本立てというのは、何か大人の事情があったのかもしれないが、さすがにちょっと中途半端すぎる。月刊ペースでストーリーマンガを連載するなら、むしろ見開き2ページ、できれば4ページくらいは……さすがに無理か。
さて、先ほど「後述する」と書いた、「まんたんブロード」のことを思い出したきっかけとはこうだ。5面上段に『涼宮ハルヒの分裂』の紹介記事とともに、担当編集者のコメントが掲載されているのだが、その中で次のように語られている。

6月発売の「驚愕」については、普通に驚愕するポイントが最低3つ、誰しもが驚愕する展開が1つ以上、待っています。楽しみにしていてください。

で、先ほど、これを見て、「ああ、誰もが驚愕する展開とはこのことだったのか!」と思った次第。
お粗末様でした。

*1:毎年一回リニューアルするというルールがあるのかどうかは知らないが、今回初登場の絵師PEACH-PITえばらが「1年間4回、よろしくお願いします。」とコメントしているので、1面イラストは昨年度同様3人の絵師がそれぞれ4回ずつ担当するという方法をとっているのだと思われる。

*2:そういえば、新城カズマの小説を読むのは、恥ずかしながらこれが初めてだ。ついでにいえば、「マルジナリア」という言葉も初めて知った。