ガガガ文庫は衰退しましたか?

やや、創刊したばかりのレーベルに対して、こりゃまた相当キツいことを……と思ったのだけど、挑発的な見出しに比べると本文のほうはかなり冷静。言及されている新人賞受賞作2作を読んでいないので当否は判断できないが、論旨は明快で、ある程度の妥当性はあるように見える。とはいえ、手放しで同意するわけではない。
旅行前であまり時間がないので、とりあえず論点整理だけしておこう。

  1. 新人賞受賞作についての評価は適切かどうか。
  2. 新人賞への冲方丁の関与の度合いについての見積もりは適切かどうか。
  3. ガガガ文庫における新人賞受賞作の重みづけは適切かどうか。
  4. ライトノベル界の現状についての認識は適切かどうか。

1と2については何とも言えないのだが、3と4についていえばノベライズの商業的価値をどう評価するかが一つのポイントになると思う。旅行から帰ってきた後で、まだ関心が持続していたら、続けて考えてみたい。

追記(2007/06/02)

旅行からは帰ってきたが、案の定というか何というか、この件についての興味はすっかり失せてしまった。ごめん。