現実にはあり得ない!

以前あるマンガを読んでいると、警部補が巡査の部下になるという現実にはあり得ない設定が出てきて、ちょっと驚いたことがある。だが、「ま、いっか。どうせマンガだし」と思った。
あとで、もしそれがマンガではなくて小説だったなら「ま、いっか」と思えただろうか、と自問してみた。
ミステリなら完全にアウトだろう。場合によってはアンフェアにもなりかねない*1からだ。また、ミステリでないとしても、こんな基本中の基本で間違えるのは粗雑としかいいようがない。やっぱりダメだ。
マンガならゆるせるのに、小説だとゆるせないのはなぜなのか、その理由をいろいろと考えてはみたが、結局、自分自身を納得させられるだけの説得力をもった回答は思いつかなかった。よって、この話にはオチはない。ごめん。

*1:警察官の階級に関するデータが事件解決り手がかりになっている場合など。