昔のことはよく覚えていないけれど

 一方、去年の今頃はどうにか回復傾向にあった角川の株価は、というと、8月をピークに低迷して、よりにもよって「驚愕」延期が発表された5月1日に急落。

 現在はかろうじて最低だった時期よりはマシ、という状態。

 関連性がどこまであるかは解らないが、ただ、この時期にここまで急落するような情報というが見つからない。また、ちょうど大型連休の合間、この週では二日だけマーケットが開いた日なので、売りにせよ買いにせよ極端に材料が乏しかったと考えられる。

「驚愕」延期の発表はもう少しあと、日本推理作家協会賞受賞作発表と同じ頃だったような……。上で引用した箇所のすぐあとに「驚愕」延期の情報解禁日について追記されています。

追記

発売延期の発表日のことで注意が逸れてしまっていたが、あらためて涼宮ハルヒの行先を読み直してみて、「資本の論理」*1のすさまじさを感じる。
で、筒井康隆の「お助け」を連想した。あのラストシーンを。

*1:最近なぜかこの言葉が気に入っている。喫茶店でケーキセットを頼んだときに「シフォンの論理!」と一人ではしゃいでしまうほどだ。特に意味はないので軽く受け流してください。