アレな人をからかうのは楽しい

これを読んで思い出したこと。
今はどうだか知らないが、昔、天王寺駅前の歩道橋の上は某韓国系宗教団体のハッテン場(嘘)になっていて、一人で歩いていると、顔面ににこやかな笑みがはりついてとれなくなったホラーな人があらわれて適当な団体名でアンケートをお願いされることが多かった。急いでいるときには「あなた、××協会の人でしょ? 自分の団体名も言えずに嘘をつくなんて最低ですね」と言って振り切るのだが、暇なときには全然何も知らないふりをして、紙の愛がどうたらこうたらという話を適当に10分くらい聞いた上で「ところであなたは前世で生き別れになったお母さんですよね?」と切り返すことにしていた。敵もさるもの、その程度では全然動じない。いや、動じているのかもしれないが、にこやかな表情がかわらないのでわからない。でも気にせずに先を続ける。
「今日は悪魔が地上に降り立ってからちょうど424日目にあたります。この間、私はずっと前世で生き別れになったお母さんを捜していたのですが、先ほどあなたが話しかけてきてくれたので、ほっとしました。そうですよね、あなたがお母さんですよね。いえ、でももしかしたらあなたは悪魔が使わした闇黒七福神の化身かもしれません。そうでないことを確かめるために、いくつか質問をします。その1、韓国が誇る大麦健康飲料の名前を答えてください。その2、天王寺区阿倍野区の境界線上の邪気を追い払うほうほうを漢字三文字で答えてください。その3、イエスは昇天したのにマリアはどうして被昇天なのかその理由を簡潔に説明してください。その4……」この調子で相手に口を挟む隙を与えずに50問くらい出題して、最後に「あなたが本当にお母さんなら、この質問全部に答えられるはずです。では、ご健闘を祈ります、さようなら」と言って去るのだ。
アレな人を相手に自分の限界を試すというのは、いい修行になった。今でも機会があればやってみたいのだが、なかなか時間がとれない。残念だ。
ところで、ここのコメント欄が微妙に荒れ気味になっていて、この先どうなるのか心配だったのだけど、すっかり落ち着いてしまったようだ。喜ばしいこだ。何であれ、無用なごたごたはないに越したことはない。