何それと気になったので

◆書店員シリーズをボロクソにけなしている日記があった。資源の無駄に時間の無駄だって。自分も含め、ぬるーい感想or書評がまかり通っている昨今、これはなかなかに新鮮だ。何それと気になった方は昼猫堂で検索してみよう。*1

「書店シリーズ」? 何それ?
気になったので「昼猫堂」で検索したらすぐ見つかった。

大崎梢の「配達あかずきん」の第1作「パンダは囁く」を読んだのですが、これがすべてのにおいてまことにヒドイ。書店員を主人公にした推理小説ということで読書子の興味を引いたようで発売後2ヶ月ほどで4刷と版を重ねている(2006年7月時点)。この作者が他にも3冊の著書があるとは、出版業界の知性・理性は一体どうなっているのか、ホントに情けない。知性も理性も期待するのが酷かもしれない。ただ、資源の無駄とは言える。*2

そういえば、大崎梢の本はよく売れているようで、書店で平積みになっているのを見かけることがある。読書の趣味が合う人に聞いてみたら「んー、まあ別に強いて読むことないんじゃないかな」という回答だったので、まだ1冊も読んだことはないのだが、この感想文を読んで俄然興味が沸いてきた。
だがしかしっ!
今はまだ小説断ち続行中なので、しばらく手を出すことができないのであった。この小説断ちは早ければ今週末には終わる見込みなので、そしたらとりあえず『配達あかずきん』を読んでみることにしよう。

*1:12/6付。

*2:12/5付。今はトップページに掲載されているが、たぶんそのうちここに移されるだろう。