神楽坂くじ、いりませんか?

なぜか手許に「神楽坂くじ」が2枚ある。神楽坂というのは、東京にある、あの神楽坂だ。どういう経緯で入手したかは秘密だ。別にもったいぶっているわけではない。書くと炎上するおそれがあるからだ。とはいえ、非合法的な手段で入手したわけではない。念のため。
さて、この「神楽坂くじ」、正確には「第46回歳末お楽しみ神楽坂くじ」は神楽坂商店街振興組合が出しているものだ。神楽坂商店街振興組合というのは、神楽坂界隈の商店街を振興しようと頑張っている組合だ、たぶん。で、その組合の歳末のお楽しみが、この「歳末お楽しみ神楽坂くじ」というわけだ。ほっほっほ、第46回たぁ、なかなかのお楽しみですなぁ。
抽せん日は平成19年12月23日(日)だ。「抽せん日」というのは悪しき交ぜ書きだが、「籤」の字が常用漢字に入っていないから、政治的に正しい用字を心がける神楽坂商店街振興組合にとってはやむを得ない選択だったのだろう。もちろん「抽選日」と書く手もある。だが、神楽坂商店街振興組合はそのような小手先の代用字をもってよしさせず、あえて交ぜ書きを選んだのだ。この決断を笑う者は笑え!
で、午後1時より於りそな銀行前、で抽せんが行われるのだ。「於」も確か常用漢字に入ってなかったと思うが、これでいいのか神楽坂商店街振興組合! りそな銀行の前で抽せんするのだから、換金もりそな銀行でやってくれるのかと思えばさにあらず、さわやか信用金庫と東京シティ銀行神楽坂支店で引き換えてくれるそうだ。特賞は20万円1本、以下1等2等3等4等5等が続く。だがそれで終わりではない。「歳末賞」として、な、なんとはずれくじ全部が20円券として使えるのだ。換金はできないようだが。
このすばらしい「神楽坂くじ」をぜひプレゼントしたい。いま手許にある2枚で最低40円分のお買い物ができるのだ。こんなにお得な話はありませんぜ、ダンナ。
年末にコミケのために東京に行くから、そのときにでも……と、ちょうどここまで書いたところで知人から電話がかかってきた。どうやら初日のチケットが手に入りそうだ。
やった!