オタクvs.誘拐犯

十津川警部 アキバ戦争 (トクマ・ノベルズ)

5月20日創刊の一迅社文庫購入報告があちこちのサイトでアップされているので、もうそろそろ大阪でも売っているだろうと思ってわんだ〜らんどなんば店に行ってみたのだが、まだ店頭に並んでいなかった。
腹いせに、新刊棚に何冊も置かれていた『十津川警部 アキバ戦争』を衝動買いした。今はちょっと後悔している。
御年77歳の巨匠が秋葉原を舞台に、メイド喫茶の店員を誘拐した犯人と、彼女を救おうとする3人のオタクとの攻防戦を描いた傑作サスペンス……と書けば何となく面白そうな感じもするのだが、本当に面白いかどうかは人それぞれなので保証はしない。
色モノが好きな方はどうぞ。そうでなければ、特にお薦めはいたしません。

追記

どうやら、一迅社文庫は秋葉原界隈でも品薄らしい。新規創刊レーベルだから、それなりの部数は刷っているはずなのだけど、御祝儀買いした人が多かったのか、それとも配本に偏りがあったのか……。