博物館で聴く声優12組24人の対決

いま、東京国立博物館で開催されている特別展「対決−巨匠たちの日本美術」音声ガイドは「もうひとつの対決! 豪華声優陣による音声ガイド」と称して、24人の男性声優+ナビゲーターあわせて総勢25人を起用した、無駄に豪勢なものだ。
「無駄に」と書いたのにはふたつの意味がある。ひとつは、「巨匠」ごとに声を変えたからといって解説がわかりやすくなったり、内容が豊かになったするわけではないという意味だ。で、もうひとつは、声優対決を目当てに音声ガイドを借りようと思う人があまりいなさそうに思われるという意味だ。いったい何を考えてこんな趣向の音声ガイドを作ったのだろう? いや、別に文句を言うことではないのだが。
この展覧会はコミケ最終日まで開催されているので、渋い男性声優に興味のある人は有明埠頭からの帰りにでも上野に立ち寄って音声ガイドを聴いてみてはいかがだろう。料金は500円だ*1。きっと会場は混み混みだろうが、入口でガイド機を受け取って休憩スペースで聴けば問題なし。
参考のため、制作もとのアートアンドパートのサイトにリンクしておく。

*1:別途、展覧会の料金が必要。