有名どころのライトノベルの1巻だけ読んでみるテスト・中間報告その4

バカとテストと召喚獣 (ファミ通文庫)

バカとテストと召喚獣 (ファミ通文庫)

4冊目。今回選択した5冊のうち唯一これだけがアニメ化されていない。まあ、そろそろアニメ化するらしいという話だが*1
一定の特殊ルールのもとでバトルを繰り広げて勝敗を決めるという、わりと黄金パターンの骨格に、軽口、ギャグ、ラブコメなどを盛り込んだ意欲作で、なるほどこれは人気が出るはずだと思った。ただ、1巻の段階ではまだ一部で大人気の木下秀吉はさほど活躍しているようには見えなかった。きっと、これから先どんどんはっちゃけていくのだろう。
続きが楽しみだ。でも、続きを読むと決めたわけではない。
次回、いよいよ最後の『戦うボーイ・ミーツ・ガール―フルメタル・パニック! 』……の前にちょっと休憩して、今日買ってきた『ばけらの!2』を読むことにする。

追記

今『バカとテストと召喚獣』の奥付をみたら、ファミ通文庫恒例の担当編集者の名前が目に止まった。
おお、あとがきに書いてあった、初対面でいきなり作者に巨乳と貧乳のどちらが好きか尋ねた「M様」というのは、この人だったのか! 伝説の名編集者は結構お茶目な人だったようだ。
この本の初刷が出たのは2007年2月だが、遅くとも同じ年の11月には富士見書房に移籍していた*2ので、もしかしたら井上堅二が例の人*3ファミ通文庫で最後に手がけた新人作家だったのかもしれない。

*1:あまりアニメ関連の情報をまじめにチェックしていないので、公式に告知されているかどうかは知らない。

*2:このあたりを参照。たぶん実際に移籍したのはそれより少し前だと思う。

*3:別に名前を隠す必要はないが、これまでなぜか「一本足の蛸」では一度も実名を挙げたことがないので、今回も伏せておくことにする。