予約の多い図書を寄贈してください!

・このHPの「予約の多い本」の常連、例えば作家で申しますと、東野圭吾宮部みゆき桐野夏生伊坂幸太郎石田衣良真保裕一恩田陸海堂尊角田光代酒井順子万城目学勝間和代(敬称略)のような方々の作品を求めています。

・最近、お客様からの予約件数が増え、図書館としては嬉しいことなのですが、その結果、お客様には今まで以上に長期にわたってお待ちいただく図書が多くなりました。

・予約が増えても、ベストセラーだけを多数購入するわけにはまいりません。

そこでお願いです。

お客様に人気の、今話題の活きの良いベストセラーの図書を寄贈してください。小説以外も歓迎です。図書館の蔵書としてお客様のお役に立てます。予約での待ち日数を短縮できます。

(8/18)これはさすがに営業妨害: 杉江松恋は反省しる!経由*1で知った目黒区立図書館からのお知らせ。念のためウェブ魚拓もとっておいた。
目黒区立図書館のうち八雲中央図書館がベストセラーの寄贈のお願いをしているのだが、この館名にはなぜか覚えがある。さて、東京の図書館なんかほぼ無縁のはずなのだけど……?
しばらく考えて、ようやく八雲中央図書館のことを知っていたわけを思い出した。そう、この図書館こそ、東京都内の公立図書館で唯一、『二代目のバカにつける薬』を所蔵している*2ところなのだ。だが、それとこれとは無関係。別に八雲中央図書館の職員がつける薬のないバカだと言っているわけではありませんので、誤解なきよう。
広く一般の人々に図書の寄贈を求めて蔵書の充実を図った図書館といえば、真っ先に思い浮かぶのが矢祭もったいない図書館*3だが、八雲中央図書館と比べてみると、受ける印象は天と地ほども違う。さてそれは何故か?
……などと考察系の話題に強引に持っていこうと思ったのだが、どうもネタそのもののインパクトに負ける。この種の話題の掘り下げはこの人に任せて、今はただ事象の紹介に留めることにいたしましょう。

*1:図書館のサイトにはリンクしていないが、検索してすぐにわかった。

*2:東京都公立図書館横断検索による。

*3:矢祭もったいない図書館 - Wikipedia及びもったいない図書館のご案内参照。