コードネームは「ルサンチマン」

昔から「微分のことは積分でしろ」とよく言われるが、それはそうとして自分のことはなかなか自分ではわからないもので、つい最近まで自分の行動原理がルサンチマン、またはそれに類するもの*1であることに気づいていなかった。たぶん、この文章を読んでいる人にとっては10000000000000年前から明らかだったはずなのに。
もちろん、ふだんの生活のすべてがルサンチマンによっているというわけではないが、少なくともウェブ上での発言に限っていえば、ルサンチマンと無縁なものを探すほうが難しい。いま書いているこの文章だってルサンチマンの産物だ。
ああ、恨めしい、羨ましい。みんなみんななんて幸せなんだ。そしてなぜ不幸を楽しむことができるのか。
狭く暗い部屋に引きこもって他人に妬みと嫉み*2をキーボードに叩きつける土曜日の朝、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
では、お元気で。

*1:たとえばルサマンチンとかルサチンマンなど。

*2:「嫉み」は「ねたみ」とも読むが、「妬み」が「ねたみ」なので、「嫉み」のほうは「そねみ」と読んでほしい。強制はしないけど。