誰もが天才の才能を求めているわけではない

海燕チャットで昨日*1話したことをもとに箇条書きしてみた。

  • 天才の努力の跡は見えにくいので、「才能がすべて」と評価されがち。
  • 現代では面白さを生み出す方法論が確立されているので、それをどううまく使いこなせるかがポイントとなる。
  • 現代の「天才」は概ね宣伝により作られたものである。
  • 大衆は天才の個性を求めているわけではない。
  • 個性や作家性が減じるに従って、逆にわずかな個性にことさら着目する動きが生じる。
  • 集団分業体制の進捗に伴い、マニュアル化・脱個性化の動きはますます進むだろう。

問題は、これらの主張をどうやって検証するか、だ。
言うだけなら簡単だが、論証するのは難しい。

*1:10/23