はしゃぎすぎは後悔のもと

もともと軽はずみな人間なので後から悔やむことは多いのだが、特にはしゃいだ後は自己嫌悪に苛まれる。このままそっと身を隠して人前に出ないことにしたほうがいいのではないかと思ったり、みんなに嫌われてしまったからもう合わせる顔がないと思ったりする。
若い頃はそれでもすぐに気を取り直して、またはしゃいで粗相をしでかすというサイクルを繰り返していたが、としをとってくると自己嫌悪から立ち直るのに時間がかかるようになってきた。それでもやっぱりそのうちにはまた人前にのこのこと出ていって失敗を繰り返すことに違いはないのだけれど。
「三つ子の魂百まで」とはよくいったもので、悪癖や性格の欠陥はなかなか矯正できないものだ。