参と肆の間の超えられない壁

狂乱家族日記四さつめ (ファミ通文庫)

狂乱家族日記四さつめ (ファミ通文庫)

狂乱家族日記壱さつめ (ファミ通文庫)』『狂乱家族日記弐さつめ (ファミ通文庫)』『狂乱家族日記 参さつめ (ファミ通文庫)』とくれば、当然次は『狂乱家族日記 肆さつめ』だと思って期待していたのに、予想が外れてがっかりした。そのせいで、というわけではないのだが、約3ヶ月放置していたのだが、これ以上放置すると不良債権化する恐れがあるため読むことにした。シリーズ最長の476ページのボリュームはさすがにきつかった。この半分の長さだったらよかったのに。
今回、いちばん面白かったのは、

『人』という字はですね、四肢を切断された人間がそれでも相手を殺そうと互いに噛みつきあっている図が元になっているデスョ
だったのだが、残念ながらこれは本篇ではなくてあとがきだ。
ともあれ、これで日日日の本でまだ読んでいないのは『蟲と眼球とチョコレートパフェ (MF文庫J)』だけとなった。よしもう一息だ。頑張るぞ。