記録とは拡張された記憶であり、技術の進歩により記憶力は飛躍的に向上するということ

それにしても、最初の私はいったい何を読んでいたのだろう。読んでも分からなかったのか。分かったけど忘れたのか。『百年の孤独』ではないが、書いておかないと忘れてしまうというのは、私の場合ともかく間違いない。だから付箋する。メモする。だがじつはメモすると安心してよけい忘れてしまう。そういうことも明らかになってきた。だてに年はとらない。それがもったいないからこそ、はてなに何か書いておく。いやはてなに書いても忘れる。でもこんどは、はてなキーワードとかグーグルといった機械のほうが、私に代わって時たま思い出してくれるので、いくらか大丈夫なのである。