ようやくすっきり

先月、「まんたんブロード」vol.36を読んでいると、13面の「編集長がゆく」の4段目と5段目の間で文章が繋がっていなかったので気になっていたのだが、同じ記事がまんたんウェブにも掲載されたので、ようやくすっきりした気分になった。
なお、「まんたんブロード」で脱落していたのは、下記の強調箇所*1だ。

 ライトノベルの作家は、新人賞を受賞してすぐにデビューという人がほとんど。イラストレーターもネットや同人などで作品を発表していて、ライトノベルがデビューという人も最近は多いんです。表現にかかわる仕事なので、いろいろな引き出しが必要ですが、学生時代の経験がほとんどすべてとなり、作家さんには「これまでのように好きなものだけ見ていてはダメだ」とよく言います。嫌いなものでもいつ役に立つか分からないので、インプットが欠かせない。それが役に立つと分かった瞬間に、この仕事をしていて良かったと思うんです。それと、自分の中に何か一つ向き合えるものを持つことですね。作家は、編集者と一対一で濃密なやり取りをして、投げ返されたものを自分の中で受け止める何かが必要になりますから。引き出しを多くするというのは、編集者も同じですね。

*1:もちろん、強調は引用者。