外来語

時間がないので走り書き。
外来語とは「外から来た語」なので、広い意味では漢語も日本語にとっての外来語のうちに入る。ただ、漢語が日本に伝来したのは大昔のことなので、外から来た語だということが今ではあまり意識されなくなっている。
狭い意味での外来語は幕末以降に伝来した洋語で、通常、単に「外来語」といえばこちらを指す。
では、幕末以前に伝来した洋語、たとえば「煙草」「天麩羅」「合羽」などはどうなるのか、という話になるのだが……。
ちなみに、純然たるやまとことばのみで構成された言い回し「目から鱗が落ちる」を和風異世界ファンタジーで用いた場合にどうなるか、というような問題もあるので、事態は結構錯綜している。
あと、メモ代わりにブレーキをかけながらアクセルを踏み込む - ファンタジーとかライトノベルの文体のお話にリンク。ライトノベルの文体を巡る話題についての記事なのだけれど、異世界ファンタジーの用語法の話にも踏み込んで考察しているので。