海外旅行客が減った理由

「団塊ジュニア」多い２０代は海外旅行嫌い！？

　旅行最大手ＪＴＢ系のシンクタンク「ツーリズム・マーケティング研究所」は、海外旅行者数が２０００年をピークに頭打ちとなった原因について、「団塊ジュニア」が多い２０代の減少が大きく影響したとする調査結果をまとめた。

んー、よくわからないんですが、平たくいえば、海外旅行によく行く年齢層の人口が2000年に比べて減少したので、海外旅行者数が減ったということなんでしょうか？　だとすると、海外旅行の好き嫌いの話ではないから、この見出しは相当変なのでは？
ところで、「団塊ジュニア」という言葉は第二次ベビーブームに生まれた世代を指すことが多いのだが、この記事では文字通り「団塊世代のジュニア」を指しているようにも読める。どちらの読み方をするかによって、この記事の含みがかなり違ってくるのだが……。
情報もとのツーリズム・マーケティング研究所からは『JTBレポート2007 日本人海外旅行のすべて』という本が出ているので、たぶんこれを参照すれば詳しいことがわかるのだろうと思うが、値段が値段だけにちょっと手が出せない。