メディアミックスするとベタになる
- 作者: 桂望実
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/09
- メディア: 単行本
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マンガ版は何冊か立ち読みしたことがあるが、ヒロインの年齢がかなり違っていた。原作では40代半ばで20歳の息子がいるが、マンガ版では30歳そこそこで息子は小学生だ。映画版は見ていないが、そっちではさらに年齢が若返って名前も変えられているらしい。
メディアミックス展開で、より大衆的な媒体に移植されると、恋愛のようなベタな要素を入れざるを得ないということなのか。あとは、視覚的に若い女性のほうが映えるという意味あいもあるのかもしれない。以前、福本伸行+かわぐちかいじの『生存』を実写ドラマ化したのを見たら、原作の中年刑事が若い女刑事になっていて違和感を抱いたことを思い出した。
んーと、それだけ。