秋期限定栗きんとん事件(仮)の驚愕

八年目にしてようやく土の中から出てきた蝉の気分です。

予定なら去年の内に終わっていたはずの原稿をようやくあげて担当様に送信。(:D)| ̄|_

もう、今回は「ようやく」という台詞が似合いまくりな状況でした。

いまだに予断を許さない状況ではあるっぽいですが、そういうわけなのでブログ更新です。

まさに、「ようやく」という感じ。1ヶ月前の予想を上回る状況だったようだ。でも、「驚愕」という見出しから懸念したほどは遅れなくてよかった、うん。
ところで、これまであえて言及は避けていたのだが、似たような状況の作家がもう一人いるようないないような……。

 新年早々恐縮ですが、デフコンのレベルを上げます。緊急非常体制です。

 私こと米澤穂信は、現在抱えている仕事が完遂されるまで、ひきこもります。

 新規のお仕事も、まことに申し訳ありませんが、お断りせざるを得ません。お受けしたところで、空手形になってしまうからです。スーパーリンペイ。それは空手形ではなく空手の形です。

 このサイトの更新も、頻度を落とすつもりです。「お知らせ」は随時更新いたしますが、「近況報告」は最低限の更新になるか、お休みすることになります。

これは今年1/10付の「あきません*1からの引用だが、その後、2/10付で「もはやここまでです」という見出しの記事が掲載されていて、相当アレな状況になっていることがうかがわれる。
ところで、両記事の間に挟まっている1/30付の記事「感謝会です」では、二次会でミステリの話を楽しんだことが書かれている。誰と話をしたのかは書かれていないが、過去の記事*2から推測するに、本家「驚愕」の人ではないかと思われる。『最上階の殺人』の話題が通じる相手などそう多くはいない*3だろう。
……てな詮索はこれくらいにしておいて。
ふと思い出して、どちらの「秋」が先か - 後天性無気力症候群を読み返してみた。これが一昨年の記事。その記事を見かけたとき、「早くとも来年(2007年のこと)冬までは出ない」と予測したのだが、予想通りの状態になってしまった。
もしかしたら言葉には本当に「言霊」が宿っているのかもしれない。そうだとすると、「『○○○○○○』の続きは必ず書く、と作者は明言したそうだが、それが出るまでレーベルが存続しているだろうか?」などというネガティヴな憶測は妄りに書き記すべきではないような気がした。
皆さんもご注意!

*1:HTMLのタイトルは「近況報告 2007年後半」となっていたが、明らかに「近況報告 2008年前半」の間違いなので、上の引用文のタイトルは訂正しておいた。

*2:このあたり

*3:『最上階の殺人』は「長門有希の100冊」に含まれている。