「長江」を和訳すると「ミラクル」になる

昨日、ふらふらと難波界隈を歩いていて、映画館の上映リストをみると、さほど待たずに「ミラクル7号」をみることができるのがわかった。ちょうど時間も空いていたので、ぶらっと館内に入ってみると、だいたい7割くらいの入りだった。
この映画の予告篇は以前みたことがあったが、特にチェックしていたわけでもなく、昨日が封切初日だということも知らなかった。当然、原題が「長江七號」だということを知るはずもなく、上映開始してタイトルがスクリーンに映し出された*1ときに初めて知った。このタイトルの由来は、作中に登場する犬型ロボットのおもちゃ「長江一號」*2を見せびらかす子供に対抗して、主人公の少年*3が宇宙犬(?)を「長江七號」と名付けたものだ。もちろん「長江一號」というのは架空のおもちゃなのだが、実際にそういう名前のおもちゃがあっても不思議ではないのかどうかが疑問だ。たとえば、日本で「信濃川1号」とか「四万十川2号」などという名前のおもちゃが売られることはまずないだろう。いや、おもちゃじゃないけど、日本にも「突撃一番」や「サッポロ一番」があるから、別に不思議でもないか。

*1:題字は「長江七號」ではなく「長江7號」だったが、ここではウィキペディアの項目名に従い、漢数字で表記する。

*2:当然、日本語版では「ミラクル1号」となる。

*3:演じているのは女の子だそうだ。これも全然知らなかった。