光速LOVE寄せ

神も悪魔もなぎ倒した借金大戦から一週間―― 天使も魔王も神の子も、ぼくに家事を押しつけ、楽しく居候生活を送っていた。そんなある日ぼくの家に、またしても送りつけられた怪しげなクール宅配便。中身は、エリやレマそっくりの顔をした、体長30cmの『聖霊』だった。「ごめんなさい、くっついちゃってごめんなさい……」聖霊の力を接着剤にして、砂漠谷姉妹が「合体」、ついに《御子》が現世に降臨!? そんなことになれば、エリもレマも消えてしまう!さらには新たな使徒メイドさんを百人連れて襲来、ぼくは愛する(?)即席家族を守るため、再びユダの力を手に立ち上がる―― 神をも恐れぬドタバタ借金ラブコメ、光速LOVE寄せの第2弾!

さっき書いた一迅社文庫2008年9月刊行全3冊の感想の最後で、今月発売予定の『さくらファミリア!』の紹介文に言及した時、「LOVE寄せ」ばかりに気をとられて、その前の「光速」には全く注意を払っていなかったのだが、後から「光速」の「寄せ」で「谷川流」が秘かに暗示されているという可能性に思い至った。

谷川流といえば、光速の寄せ

でも、『さくらファミリア!』と谷川流の関係が今ひとつよくわからない。
あ、設定だけみれば『絶望系 閉じられた世界』に似ているから、そこに接点があるのか?!