世界は破滅を待っている

破局噴火-秒読みに入った人類壊滅の日 (祥伝社新書126)

破局噴火-秒読みに入った人類壊滅の日 (祥伝社新書126)

扇情的なタイトルのわりには真面目な本だった。冒頭で『死都日本』の紹介をしていて、それが非常に面白い。ぜひ『死都日本』を読んでみたくなった。

追記

この本の最後に「付録 日本列島カルデラ紀行」という一節があり、全国のカルデラが紹介されているのだが、その中に北海道の噴火湾がなかった。変だな、と思って調べてみると

別称である「噴火湾」は、1796年(寛政8年)に当地を訪れた英国の軍艦プロビデンス号ブロートン艦長が、湾を取り囲む北海道駒ヶ岳有珠山などの火山を見て「これは Volcano Bay だ」と語ったことに由来するといわれる。陥没量に見合うだけの火山噴出物が周囲に分布しないので、カルデラに海水が進入してできた地形ではない。

ということだそうだ。知らなかった。