有名どころのライトノベルの1巻だけ読んでみるテスト・中間報告その1

有名どころのライトノベルの1巻だけ読んでみるテストはほんの思いつきで、実はまじめにやるつもりはなかったのだが、カトゆー家断絶をはじめ、いくつかのニュースサイトで取り上げられて、あっという間に1000件以上のアクセスがあったので、予定通り実施することにした。
ルールを再掲する。

  1. とりあえず五十音順に手をつけて1冊につき2日以内で読めるところまで読む。
  2. 一迅社文庫の今月の新刊が発売されたら打ち切り。
  3. 5冊のうち、いちばん面白かったシリーズのみ続きを読む。
    • ただし、どれもぱっとしなかった場合はその限りではない。

というわけで、まずはアから始まる『アキカン!』を読んでみた。昨日読み始めて今日完読。
最初読み始めたときには、あまりにも強引な設定に唖然として、これはちょっと先を読み進めるのがしんどそうだと思ったが、主人公と幼なじみの過去のエピソードが明かされるあたりから面白くなってきた。途中、ぶど子がちょっと可哀想なことになってしまい、単純にスカッと楽しいバカ小説として読めなかったのは残念だが、小説全体の読後感はさほど悪くはない。
でもそれだけ。
んー、あともうひとつ、何かグッとくるものがあれば続きを読む気になったかもしれないのだけど……。1巻発売当時にリアルタイムで読んでいても、たぶん2巻には手を出さなかったんじゃないかと思う。
そういうわけで、残念ながら『アキカン!』は1巻でおしまい。
次は『かのこん』だっ!

追記

上の文章を書いてからここを見たら、ぶど子の名前が出てきていてびっくり。あれ、再登場しているの? ちょっと気になった。でも今からあと6冊も読むのはちょっと……。