南大隅町は本州最南端の町ではありません

「高齢者にはバスは欠かせない存在。それなのにここ数年は路線廃止で不便になるばかりだ」

鹿児島市中心部から車とフェリーで2時間、大隅半島の最南端に位置する南大隅町。農協の倉庫を改装したバスの待合所で、同町に住む山下一秀さん(81)はつぶやいた。

かつてこの地域には本州最南端の地として20台、30台もの観光バスが連なったという。しかし今は、高齢者がまばらに乗った路線バスが一日に数本通るのみだ。人口970人余り。多くの若者は、鹿児島市内などに仕事を求めて移り住む。

おまけ
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