「郊害」化する日本

昨日、「郊害」という言葉を思いついた。
我ながらよく思いついたと自分で自分を褒めたくなったが、やはり全く新しい発想というのはないもので、検索してみると2年以上前に使用例があった。がっかりした。

音が出るので注意。
ところで、「竹害」という言葉をご存じだろうか。こちらはれっきとした日本語だ。ウィキペディアにも「竹害」の項がある。

孟宗竹の繁茂と都市の郊外化は全然メカニズムが異なる現象だが、似ている点もある。いくつか思いつくまま挙げてみよう。

  • どちらも20世紀後半に深刻化した問題である。
  • 今でも問題をはっきり認識していない人が多い。
  • 問題だと認識していても対応が難しい。

いろんな意味で落ち目な日本がこれらの問題にきちんと立ち向かっていけるのか、かなり不安だ。