心にのこる相田みつをの言葉

近所のレストランで食事をした後、会計の際にレジの横の壁をみると、相田みつをの有名な言葉が掲げられていた。

うつくしいものを
美しいと思える
あなたの
こころが
うつくしい

以前から何度も見かけたことがある言葉だが、今日はなぜか心にのこった。
そこで、「うつくしい/美しい」を別の言葉で置き換えてみたらどうなるか、と考えてみた。
まず最初に思いついたのは「みにくい/醜い」だ。

みにくいものを
醜いと思える
あなたの
こころが
みにくい

んー、あまりぱっとしない。
では「きたない/きたない」ではどうか。

きたないものを
汚いと思える
あなたの
こころが
きたない

まだ少し弱い。「きたならしい/汚らしい」にしてみよう。

きたならしいものを
汚らしいと思える
あなたの
こころが
きたならしい

こっちのほうが、まだ少しはましか。しかし、原文を超える強さを持ってはいまい。
ほかにもいろいろやってみよう。

けがらわしいものを
穢らわしいと思える
あなたの
こころが
けがらわしい

いやらしいものを
厭らしいと思える
あなたの
こころが
いやらしい

ねたましいものを
妬ましいと思える
あなたの
こころが
ねたましい

からしいものを
莫迦らしいと思える
あなたの
こころが
からし

くだらないものを
下らないと思える
あなたの
こころが
くだらない

    ものを
    と思える
あなたの
こころが
    

だんだんわけがわからなくなってきた。
でも、ひとつだけわかったことがある。
こうやって「あなたの心が○○○」などと言うのは、すごく押し付けがましいということだ。
まとめ。

おしつけがましいものを
押し付けがましいと思える
あなたの
こころが
おしつけがましい

お粗末さまでした。