どんぐりころころ

ここで忘れてはいけないことは、ドングリ運びをして、熊森はメディアに取り上げられているという事実である。それにより、批判も高まるが一定数の会員は増やしている。つまり、ドングリ運びは「動物たちへの食糧援助」と称しながら、話題づくりと、それによる会員獲得を狙ったプロパガンダの内実を呈していると言っていいだろう。

日本熊森協会が行っているドングリ撒布*1に対しては、「クマに対する餌付け行為だ」とか「いや、クマよりもネズミ類を餌付けすることになるのでは?」とか、さまざまな批判的意見が提示されているが、その実態はマスメディアに対する「餌付け」だと考えることができるのではないか、と思った。
昨年、華々しく活動を繰り広げて一気に知名度をあげた感のある日本熊森協会だが、さて今年はどうだろうか?
全然関係ないけど、どんぐりころころ - Wikipediaを見ると、童謡「どんぐりころころ」にはオリジナルの1番と2番のほかに、ドングリが無事山に帰る「幻の3番」があるそうだ。へぇー。

*1:いわゆる「ドンプレ」。