「善意」が死者を駆り立てる


昭和39年の東京オリンピックラソン競技で銅メダルに輝いた本市出身の円谷幸吉選手の偉業をたたえるとともに、第二の円谷育成も目指して、昭和58年から始まったマラソン大会です。日本陸上競技連盟公認コースで開催されます。参加者全員に参加記念品があります。

 父上様、母上様。幸吉はもうすつかり疲れ切つてしまつて走れません。何卒お許し下さい。気が休まることもなく御苦労、御心配をお掛け致し申しわけありません。幸吉は父母上様の側で暮らしとうございました。