ブームから遙かに遅れて
今日、アニメ版『涼宮ハルヒの憂鬱』を全部見終えた。
テレビ放送順に見るという面倒なことはやらず、素直にDVDの巻数順に見たので、いちばん最後は「サムデイ イン ザ レイン」だった。いちおう原作は一通り読んでいるので他の回は特に驚きはなかったが、この回は「この先どうなるのだろう」と新鮮な気持ちで見ていられた。最終回にふさわしい、いい話だった。
シリーズ通しての感想を書くと長くなるので省略して、もっとも印象に残った点だけ挙げておこう。それは……
(無駄に改行を増やしてみるテスト)
(別にここまでやらなくても……)
(ところで、あの神人の登場するシーンの音楽は何でしょう?)
(検索してみて調べてみたら、マーラーの交響曲だそうだけど、聖歌風の朗唱の部分もそうなんだろうか?)
(確か、同じ音楽が「涼宮ハルヒの退屈」でもちょっとだけ使われていたはず)
(「退屈」といえば、『タッチ』擬きの音楽は楽しかった)
(さて、ただいまテキストエディタ上では306行め)
(ここでこっそり言っておくけど、別に海燕氏のこと見下しているわけじゃないよ)
(あれは実は……いや、話題違いだからやめとこう)
(ただいま444行め、死死死)
(ああ、なんか地下千回のダンジョンに挑戦しているような気になってきた)
(そういえば、まだ『涼宮ハヒルの憂鬱』を見ていなかったなぁ)
(そもそも「ハルヒ」を見る気になったのは、「ハヒル」の予行演習という目的があったからで……)
(それがなかったら、一生「ハルヒ」を見なかったかもしれない)
(だいたい、未だに「エヴァ」すら見ていないくらいなんだから)
(そう考えると、人間の行動はさまざまな縁によって決まっているのがよくわかる)
(ものすごく意志が強い人とか、しっかりとしたポリシーを持っている人は違うのかもしれないけど)
(予め、きっちりと「これは見る(読む・聴く)が、これは条件に合致していないから手に取らない」などと方針を立てるより)
(その場その場の弾みや流れで作品を手に取るほうが気楽でいい)
(そういや、「ハルヒ」の原作も一度は読むのをやめたんだっけ)
(『涼宮ハルヒの憂鬱』だけ読んで、「これできれいに完結しているから続きは読まなくていいや」と)
(で、同時発売の『学校を出よう!』の1巻は途中で投げ出して約1年放置)
(たまたま本の山から『学校を出よう!』を発掘したのと、極楽トンボ氏が2巻を熱烈にプッシュしていたのがほぼ同時で)
(それで続けて読んでみたら意外と面白くて、ついでに「ハルヒ」の続刊にも手を出したんだった)
(原作のほうもアニメのほうも世間の動向から1年近く遅れてい手を出すというずれっぷりが我ながらなんともかんとも)
(いっそ、これを「練炭効果」とでも呼ぼうか)
(何の効果?)
(知るもんか)
(全然関係ないけど、スパイダソリティアってどうやって攻略すればいいんだろう?)
(1色だと60パーセントくらい、2色だと10パーセント、4色になるとまだ一度もクリアしたことがない)
(「4色」っていうのもおかしい言い方だ。赤と黒の2色なんだから)
(まあ、そんなことはどうでもいい)
(そろそろスクロールするのが面倒になってきたころだろう)
(今日はこの辺で勘弁してやろう)
『涼宮ハルヒの憂鬱』でもっとも印象に残ったのは、特典映像に出てきた谷川流の、あの謎のアルカイックスマイルだった、というのはここだけの秘密だ。約束だよっ!