皿そばと味噌煮込みうどん

昨日、沖縄料理の店で「皿そば」というものを食べた。
ふつう*1皿そばといえば、出石名物の日本そばだが、昨日食べたのはそれとは全然関係なくて、つけ麺の沖縄そばバージョンという感じの料理だった。別に皿に盛ってあったわけでもない。紛らわしい名称だが、沖縄ではこれで通っているものなのだろうか?
さて、この「皿そば」の麺は沖縄そばなので、名称に「そば」が入っていてもそば粉からではなく小麦粉から作る。だから、そばアレルギーの人でも安心、と思っていたのだが、実は必ずしもそうではなくて、そば粉を混ぜている場合もあるらしい。物騒な世の中だ。
物騒といえば、いろいろ検索しているうちに知ったのだが、名古屋名物の味噌煮込みうどんにもそば粉を使っているところがあるらしい。それも、超有名店の山本屋総本家だ。一方、山本屋本店はそば粉を使わない。マニアでもない限り、総本家と本店の違いなど意識しないから、場合によっては大変なことになる。というか、実際に大変なことになった例があるらしい。老舗うどん店がそばアレルギーに神経を使う理由 - ニュース - nikkei BPnetを参照のこと。
ところで、もうひとつの山本屋、大久手山本屋はどうなっているのだろう? 特にそば粉を使っているという注意書きはないようだが……。

*1:というのは、関西人にとっての「ふつう」なので、よその地域ではどうだか知らない。