a moll
奏でる少女の道行きは―黄昏色の詠使い〈2〉 (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 細音啓,竹岡美穂
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2007/05
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アマデウスの詩、謳え敗者の王―黄昏色の詠使い〈3〉 (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 細音啓,竹岡美穂
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2007/07
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単純に活劇小説として楽しめた。
ただ……。
『アマデウスの詩、謳え敗者の王―黄昏色の詠使い〈3〉 (富士見ファンタジア文庫)』に出てくる〈イ短調〉はさすがにちょっといかがなものか。
もともとその会合に名前は無い。だがそれを知る側の者からは、異端者の長――転じ、音楽の調性の一つである〈イ短調〉と称せられる。
うーん。一方でわざわざ「セラフィノ音語」などというものを手間をかけて作りながら、現実世界の日本語の語呂合わせをそのまま異世界に持ち込んでしまう屈託のなさはいったいなんなのだろう? 不思議だ。