商店街にガラス細工工房を!

以前、ちょいと小耳に挟んだ話*1
西日本の某小都市で、衰退した中心市街地の商店街を活性化させるために、空き店舗を撤去のうえ再開発して、そこにガラス細工工房を建てるのだそうだ。そうすると、みるみるうちに街は賑わいを取り戻し昔日の栄光が甦る、という計画だとか。
誰か制止する人はいなかったのか……。
一方、その都市では、市の肝いりで郊外に一大住宅地+ショッピングモールの建設が今も進んでいる。やー、市域の全体の総合的な発展のためには、中心市街地の再開発だけでなく、郊外のビッグプロジェクトも欠かせないということですね、わかります。
誰か制止する人はいなかったのか……。

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ひとまず「道路拡張」も「道路延伸」も「道路新設」も「区画整理事業」も「市街地活性化事業」も「止める」事。

文中の強調は引用者。

追記(2009/05/27)

上の文章を書いたときにはすっかり忘れていたのだが、その後、はてなブックマーク経由で3セク「アウガ」債務超過寸前/Web東奥・ニュース20090519112314を読んだ際に、「そういえば以前アウガに言及したことがあったはず」と思って検索して出てきた図書館で商店街は再生するか? - 一本足の蛸をみると、「行政の再開発指向ないし嗜好」に触れていたことが判明した。
中心市街地活性化とかコンパクトシティという理念にはある程度賛同できるところもあるのだが、大規模な再開発とセットになると一気に胡散臭くなる。かといって、単純な再開発悪玉論にも与したくない。
さて、どうバランスをとるべきなのか。

*1:なので、どこの話なのかはぼかしておく。