猿害対策のための捕獲の際に考慮すべきヒューマンファクター

  1. 猿の肉には商品価値がないので、鹿や猪の場合のように捕獲そのものに楽しみを見出すことが難しい。
  2. 猿は人間に似ているため、殺処分するのに心理的抵抗感が強く、ときには精神的苦痛にもなる。
  3. 猿は群れで行動するから、「地獄檻」などで一網打尽にして被害が一時的に激減すると、油断のもととなる。

以上3点を考慮に入れない猿害対策のプランは、どんなに見た目がうまくできていても遠からず破綻する。