「訴状が届いたら、コメントしたい」

神戸刑務所(明石市大久保町森田)で管理栄養士として働いていた明石市の女性(46)が27日、「偽装請負で働かされた上、違法に交代を求められ、団体交渉も拒否されて職場復帰の機会を失った」などとして、所属する労働組合とともに、国を相手取り計880万円の損害賠償を求める訴えを神戸地裁に起こした。

【略】

同刑務所は「訴状が届いたら、コメントしたい」としている。(小西博美)

「訴状を見ておらず、コメントできない」という決まり文句は読んでいていらいらする*1が、これは清冽ですがすがしい。
「今回の提訴について何かコメントを!」
「おう、コメントするぞ。もりもりするぞ。でも今は駄目だ。まだ訴状が届いていないから。でも、これは逃げ口上じゃないぞ。訴状が届いたら、届きさえすれば、思う存分コメントしてやるんだからねっ!」
「その意気やよし。ではまた会おう。さらばだ」
でも、他の記事を見ると……

神戸刑務所の長野孝次総務部長は「訴状が届いていないのでコメントできない」としている。

神戸刑務所の長野孝次総務部長は「訴状が届いていないのでコメントできない」としている。

神戸刑務所は「訴状が届いていないのでコメントできない」としている。

神戸新聞にはぜひ地元紙としての意地を見せてもらいたいものだ。