襲速紀

昨日、某自然系シンポジウムで見かけた言葉。発表者は「そはやき」と言っていたので読み方はわかったのだが、肝腎の意味が全然わからない。でも会場にいる人々はみなわかっているようで、発表者は何も説明しなかったのに誰からも質問が出なかった。たぶんその筋の人にとっては常識なのだろう。場違いな人間が一人混じっているということに気付かれないように、こっそりとメモ帳に「襲速紀(そはやき)」と書きとめて会場を後にした。
そして、つい先ほどグーグル先生の神託により、この言葉の意味を知った。
字面を見た時、「何かが猛スピードで襲ってくる時期、あるいはその時期のことを表した歴史書」というふうに予測を立てていたのだが、全然違っていた。まあ、素人の考えというのはこんなものだ。
ところで、なぜ畑違いの分野のシンポジウムに出かけて行ったのか、という話をしておこう……と思ったが、今日はちょっと時間がないので、また今度。次の機会があればいいのだけれど。