今年最初に聴いた音楽

なぜか戸棚の奥からシチェドリンの「ポリフォニック・ノートブック(オルガンのための25の前奏曲)」*1なんぞを引っぱり出して聴いていた。その昔、神田古書街にあった新世界レコード社が輸入していた旧ソ連のメロディアレーベルの1枚で、オルガン演奏はアンドレ・チュロフスキーという全然知らない人だ。Shchedrin Discographyをみると、原曲はピアノ曲で、オルガン用に編曲したのはチュロフスキーらしい。
シチェドリンという作曲家の名前は知っていてもどういう人なのかはよく知らず、何となく旧ソ連の作曲家だから故人なのだろうと思っていたが、まだ生きているそうだ。ごめんなさい。

ちなみに今聴いているのはアグリコラのミサ曲。ハンガリーのフンガロトンレーベルから出たもので日本語解説がないため詳細不明だが、どうやらこれのようだ。このCDはワゴンセールで買ったもので「特価 \780」というシールが貼られたままになっている。
アグリコラのこともよく知らないのだが、アレクサンダー・アグリコラ - Wikipediaによれば、どこの人なのかもよくわかっていないようだ。ともあれ、故人であることには間違いないだろう。

*1:CDのオビというかタスキというかは知らないが、CDケースの外につけてある細長い紙片にはそう書かれていた。検索してみると、「ポリフォニーの手帳」と訳すことが多いようだ。