ここにも独自の戦いが……

あまり選挙関係のニュースには興味がないのだけど、見出しの「共産含め反・橋下維新か」というのが意味不明で思わずクリックして記事を読んでしまった。
本文を読むとだいたいの構図はわかったが、「共産」と特出しにするほどのことか、ちょっと疑問に思った。
それはともかく末尾の一文にしびれた。

市長選には、すでに質店経営の小笹智子氏(57)が、前回に続き無所属で立候補することを表明している。

まだ告示前なので「独自の戦いを展開している」などといった言い回しは使われていないが、このごく短い文の中にえもいわれぬ情趣が込められている。
短歌や俳諧を生んだ日本の文芸の伝統は、新聞記事のなかに今も息づいているのだなぁ。

おまけ

ちなみに前守口市長と同姓同名の地方政治家がもう一人いたが、やはり健康上の問題で任期中に降板している。