ツイッターにありがちなこと

この文章をよんだときに、まず最初に「↓*1でさしているツイートはどのようなものだろう?」と疑問に感じた。そこで、さかのぼってみると、以下のながれがあることがわかった。
これら一連のツイートにつづいて冒頭で引用したツイートが投じられている。たしかにそのツイートはかなり飛躍した「結論」を当然のごとく主張しているので反発したくなるのだが、それ以前の3つのツイートをふまえてよめば、やや印象がことなるのではないだろうか。
しかし、このツイートへのブックマークのコメントをみたかぎりでは、漢字制限の問題に言及しているものはみあたらなかった。
別にそれがいけない、というわけではないが、せっかく「↓」をつかってそれ以前のツイートに注意を喚起しているのだから、ひとりやふたりは言及していてもよさそうなものなのに……とおもったのも事実だ。
なお、日本語表記に漢字を使用することが結果として「学習コストをあげて、読み書き能力における排除と格差を作り出す」という指摘には一理あるが、そのような排除と格差のために漢字使用が必要とされているというのは、歴史的にはともあれ、現代日本ではかなり無理のある主張ではないかとおもう。

余談

この記事をかくにあたって、最初は「どうせなら漢字を全くつかわずにかいてみよう」とおもったのだが、途中でかんがえをかえて、結局、このようなかきかたになった。注意ぶかく、勘のいいひとなら、この文章で漢字がどのようにつかわれているかがすぐにわかったこととおもう。どうです? この文章はよみにくいでしょうか。

追記

アップしてから気がついたのだが、冒頭で引用したツイートの原文にはやじるしがあるのに、はてな記法のせいか別の理由なのか、やじるしが脱落しているので、引用文自体もそれをうけた文章も意味不明なものになってしまっている。原文ではつぎのとおり。

まあ、↓はあまりはっきりしたことは言えないけど、日本語表記に漢字を使用することがナンセンスでバカげてるという結論ははっきりしてるんでございますよ。だって、まったく必要ないんだもの。学習コストをあげて、読み書き能力における排除と格差を作り出すということ以外には。

*1:あとの追記を参照されたい。